小銭入れのカテゴリにはなるが、小銭やお札のみならずカード数枚まで収納することができるコンパクト財布は、ミニマリストからビジネスマンまで幅広く使える人気財布だ。

かくゆう僕も、「小銭入れ」、「二つ折り財布」、「長財布」などあらゆる型の財布を使ってきたが、自分の性格や生活などから一番合っているように感じる。

そこで僕が今、所有する以下3つの人気どころコンパクト財布の比較というか、各財布の特長や使い勝手などをこれから購入しようとしている方へ向けお届けしたいと思います。

  • SUPER CLASSICの『小さい財布』
  • Cartolareの『ハンモックウォレット コンパクト』
  • 土屋鞄製造所の『ユニックリベルタ ハンディLファスナー』

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どれも素晴らしい有名どころ3つのコンパクト財布の特長と使い勝手について

冒頭でもお伝えしたとおり、ご紹介する財布は、SUPER CLASSIC(スーパークラシック)の『小さい財布』、Cartolare(カルトラーレ)の『ハンモックウォレット コンパクト』、土屋鞄製造所(つちやかばん)の『ユニックリベルタ ハンディLファスナー』の3種類となります。

※リンクは、今回ご紹介するユニックリベルタ ハンディLファスナーとは違うのでご注意ください。

 

ご紹介するうえで、内容物はすべて同じにしております。

内容物

  • コイン10〜15枚
  • 札7枚
  • カード5枚
  • 小判型のお守り

 

SUPER CLASSIC(スーパークラシック)の『小さい財布』

まず最初にご紹介するのはSUPER CLASSICの『小さい財布』。

3つの財布の中で1番コンパクトで軽量な財布になります。そのため、無理をすれば収納もできるが、リアルに使うことを想定すると、他2つの財布には収納できるカード2枚とお守りの収納は諦めることになります。

 

ほとんどカードサイズ並みで非常にコンパクトではあるが、三つ折りの構造になるため、どうしても厚みはでてしまう。

 

財布を開くと唯一のカード収納があり、3、4枚くらいを入れて使うのがおすすめ。使っているとレザーが伸びてくるせいか、カード枚数を1、2枚に減らすとカードがスルッと落ちることもあるため、収納枚数は固定させて使うのがいい。

また、出し口とは逆側にスリットがあり、カードのスライドはしやすい。

 

小銭部分にカバーなどはないため、財布を開く際は注意が必要。

 

あまりコインは入れることができず、枚数が増えると使いづらくなる。ですが、深さが浅いので枚数が少なければ非常にコインへのアクセスはしやすい。

 

財布を開くと札の1/4程が見えているため、札状況の把握はしやすく、出すときも比較的スムーズに出せる。ですが小銭部分が常に開いた状態で上向きをキープしておくことや三つ折りなことから収納はしずらい。

 

『小さい財布』は、とにかく小さくて軽いというのが使っていてシンプルに思ったこと。

上級ミニマリストや、とにかく外出時はスマホと財布だけなど物持ちが嫌いな人、ビジネスマンなど尻ポケットというよりは、胸ポケットや内ポケットなど小銭入れ感覚で使いたい人にピッタリな財布ではないかと思いました。

ベストな使いやすさを考えるとカード枚数が3〜4枚と少なく、小銭もあまり入れることができないため、メインの財布として使用する場合、少し物足りなさは感じるが、カードでの支払いがほとんどだったり、セカンド財布として使うのであれば非常に素晴らしい財布だと思います。

 

Cartolare(カルトラーレ)の『ハンモックウォレット コンパクト』

次に紹介するのは、Cartolareの『ハンモックウォレット コンパクト』です。

小さい財布と同じくらいの横幅に、10mm前後縦幅が長いこの財布ですが、厚さは3つの中で1番分厚くなります。

 

財布を開くと「小さい財布」同様、カード収納ポケットがあり、収納枚数は3〜5枚ほどで使うのがおすすめ。こちらもスリットがあるのでカードのスライドは非常にしやすい。

 

また、小銭とお札の間にもポケットがありここが大活躍。よく使うカードや領収書などを挟むのに使うと便利でした。

※注目「小さい財布」は、このようなセカンドポケット的なモノがないため、領収書などはポケットやバッグ行きとなることが多かった。

 

『ハンモックウォレット コンパクト』の最大の特長であるハンモック式の小銭入れ部分は、言うまでもなくコインへのアクセスや把握は3つの財布の中でダントツ1番

ただ、財布を畳む際、コインを奥か手前の半分に寄せる必要があったり、入れすぎると財布が閉まらなくなったりと多少面倒に感じる部分もありました。

 

お札の使い勝手ですが、「小さい財布」と変わらず三つ折りの入れにくさや小銭部分に気を付け開く角度などは使って慣れる必要があります。

 

『ハンモックウォレット コンパクト』は、コンパクトながら収納力もあり、これひとつメインとしても全然使っていける財布だと思います。

ただ、コンパクトではあるが厚みが出ることから、胸ポケットや内ポケットにはあまり向かず、サイドやバックポケットに入れて使うのが良い。

どちらかといえば、小銭入れの拡張系のような財布なので、カードより現金での支払いが多い人にピッタリなんじゃないでしょうか。

 

土屋鞄製造所(つちやかばん)の『ユニックリベルタ ハンディLファスナー』

最後に紹介する『ユニックリベルタ ハンディLファスナー』は、3つの中で1番大きなサイズになるが、厚みは1番薄くなります。

 

前の2つの財布は、どちらもボタン式で内容物によっては閉まらなくなることも多々ありましたが、唯一のファスナー式財布である、『ユニックリベルタ ハンディLファスナー』は、今のところ内容物に気を使うことなく普通に使えているし中身の把握もしやすい。

 

カードの出し入れがし辛そうに見えるかもしれませんが、ゆとり設計のポケットなので、とてもスムーズにできます。

カードポケットが両サイドに付いているのでカードを1番持ち運びできる。

 

お札は、1枚づつ折り準備をすれば3つの中で1番使いやすく、準備なし(お札が重なった状態)の場合は1番使いにくいと思います。

 

小銭入れ部分はかなり深さがあり、コインの枚数は結構収納できるが、下の方のコインなどアクセスは1番しずらい。

 

『ユニックリベルタ ハンディLファスナー』は、二つ折り財布や長財布を使っている人でも違和感なく変更することができる1番普通の財布に近いコンパクト財布だと思います。

財布の厚みが3つの中で1番薄くはなりますが、大きさから重量も1番重くなります。サイズ的なことからバックポケットやサイドポケット(デニムなどの上向きポケットではなくスラックスなど横向きポケットの場合)で使うのが良い。

パンツのバックポケットで使うならこれが1番おすすめ!

 

どの財布も長所があれば短所もあり、使い手次第で素晴らしい財布になるかと思います。

是非、自分に合った財布を見つけてくださいね!

んじゃ。

 

※リンクは、今回ご紹介するユニックリベルタ ハンディLファスナーとは違うのでご注意ください。