この記事はメーカーから製品サンプルの提供をいただき執筆しています
- 『uvistar LED ビデオライト PT-15B PRO』フルセットレビュー
- 『uvistar LED ビデオライト PT-15B PRO』の使用方法は2種類
- 『uvistar LED ビデオライト PT-15B PRO』の操作方法
- 実際に『uvistar LED ビデオライト PT-15B PRO』を使って撮影してみた
- 『uvistar LED ビデオライト PT-15B PRO』のメリットとデメリットまとめ
『uvistar LED ビデオライト PT-15B PRO』フルセットレビュー
こちらが本日ご紹介します『uvistar LED ビデオライト PT-15B PRO』のフルセットのパッケージ。
ちなみにフルセットとは、ビデオライト本体の他にコンセントから電源供給できるACアダプターと、充電式のバッテリー&充電器が付属されているセット。
他にも「ビデオライト本体・バッテリー・充電器セット」、「ビデオライト本体・ACアダプターセット」、「ビデオライト本体のみ」という全4種のパターンがある。
用途や環境に合わせて選んでくださいね
ACアダプターは別パッケージ。
内容物は、ビデオライト本体、バッテリー充電器&バッテリー、ACアダプター、マウントアダプター、日本語非対応の取扱説明書。
本体サイズ約W144mm×H94mm×D22mm、重量約228gと薄型コンパクトで軽量な撮影用ビデオライトの『uvistar LED ビデオライト PT-15B PRO』。
LED電球の数は144球とあまり多くないが、個人使用の用途なら十分使っていける照明だ。
また、ファンは内蔵されておらず、2,30分使うと熱は持ちがちにはなるが、筐体素材がアルミニウム製(サイドはプラ)なため、プラスチックよりは放熱性は高いはず。
アルミニウム筐体ということで安価ではあるがチープさはあまり感じない。
背面には、色温度と輝度調整のボタン。
側面は、熱を逃がすための通気口とACアダプタを挿すDCジャック。
下部は、マウントアダプター装着穴(1/4インチネジ穴)。
早速ではあるが付属マウントを装着し、ミニ三脚に設置させてみようと思います。
マウントアダプター裏には1/4インチネジ穴もあり。
三脚に付けるとこんな感じに。
カメラのアクセサリーシューに取り付けるとこんな感じに。
『uvistar LED ビデオライト PT-15B PRO』の使用方法は2種類
ACアダプターを使う方法
「撮影場所が室内かつほぼほぼ同じ」〜「たまに変わる程度」なら、ACアダプターを使うことをおすすめする。
ACアダプターを使うメリットとしては、バッテリー切れの心配が無用であることではないでしょうか。逆にデメリットは、ケーブルの煩わしさやコンセントがある場所じゃないと使えないということが上げられる。
セット内容によって異なるが、ACアダプターセットを購入すると1.5V/1Aかつ約3.8mのケーブルが付属される。
ビデオライトはDC13V〜17Vまで対応と記載があるため、それ以内であれば、ケーブル長に問題がなければ、余っているACアダプターを使用しても問題ない。
バッテリーを使う方法
撮影場所がよく変わる(自宅で言えば部屋からリビングなど)という人は、間違いなくバッテリーがおすすめ。
バッテリーを使うメリットは、カメラやビデオのアクセサリーシューに付けて自由に使えたりコンセントからの距離を気にしたり、ケーブルの煩わしさがないこと。デメリットは、何といってもバッテリー切れという恐怖。スペアのバッテリーを1.2個は追加で購入しておきたい。
バッテリーの場合は、SONY製の型番「NP-F550」というバッテリーを使ってライトを点灯させることができる。
もちろん、バッテリーと充電器セットでついてくるのは、互換品のバッテリーと充電器になる。
付属されるバッテリーは、7.4Vに16.3Wh/2200mAhで、ライトの設定状況により使える時間は変わると思うがだいたい1時間〜1時間30分くらいこのバッテリーで使える。
この型番の互換バッテリーは価格もひとつ1,200円ほどで購入できるので、バッテリーで使おうと思っている人は、別途スペアとして1,2個購入しておくとバッテリー切れの心配がなくなる。
充電器にはインジケータがつき、充電中は赤点灯、充電が完了すると緑点灯に変わる。
バッテリーをセットするとこんな感じに。
『uvistar LED ビデオライト PT-15B PRO』の操作方法
左下の電源ボタンを長押しで電源のオン/オフ。
ちなみにACではなく、バッテリー使用の際、点灯/消灯どちらの場合も電源単押しで残量確認ができるのは非常に嬉しい機能だ。
残量確認数値は、「99」→「75」→「50」→「25」→「05」→「LO」の6パターン表示。
右下のモードボタンを押すと、輝度調整(D)と色温度調整(C)の切り替えができる。
輝度調整(D)では、10〜99まで明るさのレベルを調整できる。
色温度調整(C)では、3200K(暖色系)〜5600K(寒色系)までの色味調整をすることができる。
使い方ですが、まずモードボタンで色温度調整(C)をし色味が決まれば、輝度調整(D)から明るさレベルを調整すると言った感じ。
2色の電球を72球ずつ使っているため、フィルターなどを使用することなく色温度の調整ができている。明るさにムラもなく和らぎ、広がり具合も丁度良い。
3200K(暖色系)と5600K(寒色系)だとこれだけ光の色が変わる。
3200K(暖色系)
こちらは5600K(寒色系)で輝度レベルを10→30→60→99と変化させた図。
実際に『uvistar LED ビデオライト PT-15B PRO』を使って撮影してみた
今回ビデオライト照明のモデルになってくれたのは、なぜか撮ってしまう…でお馴染みCanonのレンズキャップ。
撮影環境としては、外からの光はシャットアウトし、部屋の電気のみの状態。
しかも電気からモデルの間に僕がいるため、がっつり影ができてしまっている。
もちろんビフォーアフター共にサイズ以外は無加工。
ビデオライト照明を使うとこうなる。
この撮影では照明を片側からのみ当てているため、薄っすらと影が残っているが、照明を2個用意すれば、よりキレイな撮影ができる。
僕が普段照明を使う時は、天井や壁に向けて使うことが多い。
『uvistar LED ビデオライト PT-15B PRO』のメリットとデメリットまとめ
GOOD POINT
- 個人撮影なら十分な光量
- 薄くて軽くてコンパクト(持ち運びも楽)
- アルミ筐体なためチープさを感じない
- 輝度調整・色温度調整ができる
- 安価で購入することができる
BAD POINT
- 本格的な撮影では使えない光量
- フィルター(カラー)の付け替えができない
- 30分〜くらい使うと熱をもつ
もちろんスタジオなど本格的な撮影で使用するにはパワー不足ですが、僕のように個人で商品を撮ったり、ビデオ撮影をしたりというくらいの用途であれば、個人的に十分満足いくレベルの撮影用照明と感じました。
昼間など太陽光がある時間なら照明は必要ないけど、室内で夜撮影をする際、ISOを下げつつ、シャッタースピードをかせぐには照明は必須アイテムと言える。
レビュー系ブロガーやYouTuber、ホームビデオをよく撮る人におすすめな『uvistar LED ビデオライト PT-15B PRO』。
気になる人は是非チェックしてみてくださいね。