この記事はメーカーから製品サンプルの提供をいただき執筆しています

本日は、近年注目を集めている左右独立型の完全ケーブルレスBluetoothワイヤレスイヤホン『SoundPEATS Q29』をご紹介したいと思います。

『Q29』の連続動作時間は、2〜3時間程度とお世辞にも良いとは言えないが、「AirPods」のように専用の充電ケースが付いてくるため、使いようによっては10時間オーバーで使えたりと利便性の高い完全ケーブルレスなBluetoothイヤホン。

 

※商品リンクはSoundPEATSのイヤホンではありません

 

左右独立型のコンパクトワイヤレスイヤホン『SoundPEATS Q29 』

まずは、パッケージから内容物までをちゃちゃっとご紹介していきますね。

 

他メーカーから販売されている『Q29』は、複数のカラー展開などもあるようですが、SoundPEATSは、いまのところ「グレー」1色となる。

 

各パーツが丁寧に小分けされた収納とこのシンプルさは素敵の一言に尽きる。

 

内容物のご紹介

内容物は、イヤホン充電ケースイヤーピースS/M/L、ケース充電用のmicroUSBケーブルとなる。

 

ちなみに取扱説明書は日本語非対応

通常のBluetoothイヤホンとは操作方法などが少し異なるため、使い方を理解するのに一苦労した。そのためこの記事では、ペアリング方法から使い方までをできるだけ詳しく購入者が簡単に使えるようご紹介もします。

 

ケースの外観

専用充電ケースは、全体的にマットな仕様で手触りはサラサラ、カバー部分はすりガラスのように薄っすらと中身が透けて見えるようになっており、チープさは一切感じず、素材も含め品質のよさを感じる。

 

ケース背面には、充電用のmicroUSBポートとLEDインジケータ(ポート右の小さい穴)があります。

 

ケースの内蔵バッテリー容量は「220mAh」でイヤホンが片耳「45mAh」なので約2回繰り返し充電することができます。

充電中は、インジケータが赤色に点灯し、充電が終わると青色点灯に変わり、充電時間は約1〜2時間ほどで満充電になる。

 

ケースサイズは、とにかく小さく幅だけで言えばリップクリームのサイズとほぼほぼ同じくらい。そのため、手ぶらで外出する時でもポケットへ気軽に入れて持ち運びができる。

 

もちろん重量も超軽量!

ケース単体なら約31g、イヤホンを収納した状態でも約42gほど。

 

イヤホンをチェック

カバーを開くと左右のイヤホンがお目見え。

右側イヤホンのLEDインジケータが白に点灯しているのは充電中であることをさしている。充電が済めば消灯する。

 

ケース・イヤホン共に「L・R」の記載ありですが、充電はどちらに挿してもできます。

上記画像をご覧いただくと分かるように、充電するための端子部分の金属がむき出しになるため、汗などによるサビや、ゴミのつまりには少し注意する必要があります。

 

イヤホン唯一の操作ボタンは、「SoundPEATS」と書かれた真ん中部分のみ。

このボタンひとつで電源のオン/オフやペアリング、音楽の再生/一時停止、電話の応答/終話などができるようになっています。

※注意ボリューム調整は、デバイス側でする必要があります

 

L・R両方にマイクが内蔵されているため、どちらかの片側のみ使用の場合でもハンズフリー通話ができるようになっています。

 

イヤホンの全体像はこんな感じ。

 

ペアリング方法

まずは、両耳のイヤホンをペアリングする方法から。

最初の工程は、R側をケースから取り出し、インジケータが赤と白に点滅するまでマルチファンクションボタン(SoundPEATSと書かれた部分)を約5秒間長押しします。

これでR側イヤホンはペアリングモードになっています。

 

次に各自スマホやパソコンなど接続させたいデバイス側のBluetooth設定を開き、「Q29_R」と表示があれば選択し、接続を完了させます。

これでR側とデバイスのペアリングは済んでいるので音楽を流して確認してみましょう。

※注意確かではありませんが、音楽を流した状態でL側を接続させようとした際、うまくいかなかったため、R側のペアリング確認が完了し、引き続きL側も接続させたい場合は、音楽を一旦停止させてください。

 

引き続き、L側も接続をさせるには、マルチファンクションボタンを長押しで電源をいれます。その状態で少し待っているとR側と接続され、ステレオモードになります。

※注意この時、R側は電源が入った状態かつペアリングされた状態であること

 

一度この工程を済ませた後の接続方法

以後、「ケースからR側イヤホンを取り出す」→「マルチファンクションファンクションボタンを2秒ほど長押しで電源を入れる」→「自動でデバイスとペアリングされる」→「L側の電源も入れる」→「少し待ちRとLが接続される」といった流れになります。

 

使い終わった時はどうする?

『Q29』を使って音楽などを楽しんだ後は、電源が入った状態でケースに戻すと、自動で電源が切れペアリングが解除されます。ケースにいれても電源やペアリングが切れない場合は、手動でイヤホンのマルチファンクションボタンを長押しして電源を落とし、ケースへ戻しましょう。

 

『Q29』が素晴らしいのは、L側単体でもデバイスとペアリングでき使用できるところ。

これができることによって、片方を使用している際に片耳を充電することができ、ケースの充電が切れるまで繰り返し交互に使用すれば「片耳2.5時間×2回」を2回繰り返しで約10時間使用できることになり長時間の移動時には非常に役立つと思います。

L側単体のペアリング方法は、R側と同じです。赤と白に点滅するまで、マルチファンクションボタンを長押し、デバイスのBluetooth設定から「Q29_L」を選択すればオーケー。

L側を使用中、ステレオモードで使いたくなった場合も先ほどと同じ。R側のマルチファンクションを約2秒ほど長押しで電源をいれ、少し待つと左右のイヤホンが接続されます。

L・R単体使用時のペアリング時間

片側使用時、電源を入れデバイスとペアリングされるまでの時間が左右で違ったため、一応記載しておきます。

  • R側は約7〜10秒ほどでペアリングされる
  • L側は、15〜20秒ほどでペアリングされる

 

以前ご紹介したデザインの似た「QCY Bluetooth片耳用イヤホン QY26」と比較

デザインや形状はほとんど同じですが、ファンクションボタンが『Q29』は、真ん中部分にある。一方「QCY QY26」は、真ん中部分はボタンになっておらず、側面にマルチファンクションボタンが配置されている。

 

マルチファンクションボタンの他には、充電用のmicroUSBポートが『SoundPEATS Q29』にはない。

 

マイク位置はほとんど同じ位置に。

 

「QCY QY26」の現行モデルがどうなっているかは分かりませんが、イヤホン内側が『SoundPEATS Q29』は、ラバー素材のようになっていて、より装着時に落ちづらくフィットする設計に。

 

と、ここまでイヤホンの外観や使い方などをご説明してきましたが、2017年5月3日の記事執筆時点でSoundPEATSから本日ご紹介しましたワイヤレスイヤホン『Q29』は、日本での再販はしないとのこと。

ただ、機能やデザインがほとんど同じ商品もあるため、一応この記事は残しておきたいと思います。

それでは!

 

※商品リンクはSoundPEATSのイヤホンではありません