この記事はメーカーから製品サンプルの提供をいただき執筆しています
SoundPEATS TWS Bluetooth 5.0 完全ワイヤレスイヤホン Q32
こちらが本日ご紹介しますAmazonのベストセラー1位にもなっている『SoundPEATS 完全ワイヤレスイヤホン Q32』。
SoundPEATSは、低価格でありながら音質の評判も良いというイメージが個人的にあり非常に楽しみだ。
スペック
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.0 |
Bluetoothプロファイル | HFP V1.6/HSP V1.2/A2DP V1.3/AVRCP V1.6 |
ノイズリダクション | CVC 8.0 |
最大通信距離 | 10m(障害物なし) |
待機時間 | 約80時間 |
再生時間 | 約3時間(音量60%で使用の場合) |
充電時間 | 約1時間 |
イヤホンサイズ/重量(片側) | 約24mm×21.9mm×16mm/4.7g |
バッテリー容量(イヤホン/充電ケース) | 43mAh/2600mAh |
イヤホン充電可能回数 | 18〜20回 |
保証 | 12ヶ月 |
内容物のご紹介
内容物は、イヤホン本体(Q32)の他に、充電収納ケース 、イヤーピース(S/M/L)、イヤーフック(S/M/L)、microUSBケーブル、収納ポーチ、日本語対応の取扱説明書とその他カードが2枚。
イヤホンとケースをチェック
プラスチック素材にはなるが、品質は良い。
イヤホンが収納された状態で約97gの充電ケース。
若干厚みはあるが、コンパクト設計なため、パンツやバッグのポケットへさっと入れて持ち運ぶには最適なサイズ感になっている。
両耳共にイヤホンの表面には、電源のオン/オフや曲送り、電話応答などがひとつのボタンでできるマルチファンクションボタンとLEDインジケータがあります。
これは、両方を使ったステレオモードの他に、左右を自由に親機としてモノモード(片方づつ)で使えるようにするため。
そのため、通話時の雑音などを低減させてくれるノイズキャンセリング機能CVC 8.0を備え、通話用マイクも内蔵されています。
※上記のノイズキャンセリングは音楽再生時の周囲の騒音を消すANC機能とは異なります
無理すれば装着できなくもないが、L/R用に形状が違うため、使用する際は、決まった方向に装着する必要があります。
装着感は良好、使い始め顔を正面に向けた通常時、イヤーピースのサイズもしっくり来ていたのでジャストサイズと思っていたが、下を向くとポロッと外れることもあったので、イヤーピースのサイズをひとつ大きくしたところ、特に首振りで落ちることもなくフィット感については解決。
使用していて耳から外れるという場合は、ワンサイズイヤーピースを大きくしてみると同じように解決するかも。
付属のイヤーフックを使う時の注意点
イヤーフックをセットする際は、かなり奥までグッと押し込む必要があります。
イヤーピースに比べるとよりフィット感と安定性があり、個人的にはこっちのが自分には合っているように感じました。
が、イヤーフックを使う場合は注意点もあります!
上記画像の通り、イヤーフックをセットした状態で充電ケースへ収納ができないという・・・。
Q32は、IPX4の防水・防滴機能が備わっていることから、アクティブなスポーツシーンで使用する時に付け替えて使ってください的なことなのかもしれない。
使用する度、わざわざ付け替えするのも面倒なのでイヤーフックを使う機会はあまりなさそう。
充電ケースからイヤホンを取り出す時のコツ
イヤホン本体とケースは、マグネット式である程度近づけるとパチっとセットされます。
磁力もそこそこあり、イヤホンとケースは手触りがサラサラしていることから、取り出す際にポロッと落としてしまう事もありました。
この数日使用していて、取り出すコツ的なものもあったのでご紹介します。
普通は、溝があるとそこへ指を入れて取り出そうとしがちですが、ケース内側から溝の方へめくる感じで指を引くと簡単・確実に手のひらでイヤホンをキャッチできます。
充電について
イヤホン本体の充電は、ケースへ収納すると自動的に開始される。
充電中はイヤホンのLEDインジケータが赤色に点灯し、充電が完了すると白色の点灯に変わります。(白色点灯から10秒後に消灯)
ケースのカバーを閉じた状態でも充電状況の確認はできる。
ケースの充電は、正面のmicroUSBポートからケーブルを繋げば充電が開始されます。
インジケータ(白色)は4段階で充電状況が分かるようになっています。
また、非充電時にケースのバッテリー容量を確認したい場合はUSBポート上にあるボタンを押せばインジケータが点灯し確認ができる。
ペアリング方法
まずは、どちらか片方のイヤホンをケースから取り出し、マルチファンクションボタンを約1秒押して電源を入れます。
初めてのペアリングする場合は、電源が入った後、自動的にペアリングモード(赤と白の点滅)に変わると思います。
ペアリングしたいデバイス側のBluetooth設定を開き、「Soundpeats Q32(R or L)」が表示されたらタップで接続をします。
音楽や動画を流し、無事にイヤホンから音が出ているのを確認したら、一旦ケースにしまい、もう片方のイヤホンを同じ手順でペアリングします。
※片側のペアリングが済んだ後、もう片方の電源を入れると左右のイヤホン同士が繋がりステレオモードで使用することもできます。上記の方法は左右のイヤホンを片方づつでも使用できるようにするための方法となっています
これで、左右単体どちらのイヤホンでも使用ができるようになっていると思います。
両方を使ったステレオモードで使用する場合は、両イヤホンをケースからだしたら、両イヤホンのマルチファンクションボタンを約1秒押し電源を入れるとステレオモードで使用できます。
約2週間使用してみて
音質は許容範囲と言いますか、同価格帯のモノと似た感じでお概ね満足できるレベルではないかと。
問題は、動画閲覧時の遅延。
モノモード(片耳)の場合、気にして見ればちょっと音ズレが分かる程度で、全然視聴できる感じだったのですが、ステレオモード(両耳)は、ワンテンポ遅れて音声が流れ視聴は厳しいように感じました。
これは、接続デバイスにもよる可能性があるため、一概に動画視聴に向かないとは言えないが、僕の環境下では動画は閲覧できるレベルじゃありませんでした。(iPhone 7とMacBook Pro2011/2017で確認)
また、電源を入れた後の接続スピードは早く快適に使用できたのですが、何度か途切れることもありました。
連続使用時間については、約2時間半前後といったところですが、付けていても耳が痛くなることもなく快適な装着感で使用できています。
完全ワイヤレスイヤホンと言われている製品は、初めて使用する人にとってはペアリングが手間というか少し厄介にも感じますが、一度接続さえできれば、ケーブルの煩わしさからも開放され、連続再生時間など用途が合えば、快適なイヤホンライフが送れます。
通勤、通学のお供にいかがだろうか。