この記事はメーカーから製品サンプルの提供をいただき執筆しています
Vistefly VX サイクロン式コードレス掃除機
こちらが今回紹介する『Vistefly VX サイクロン式コードレス掃除機』。
ひとまず、豊富な同梱品の紹介からしていこうと思います。
最大真空度 | 23000Pa |
電圧 | 26.5V |
バッテリー容量 | 2200mAh リチウムイオン |
濾過システム | サイクロン+綿フィルター(H12) |
騒音レベル | 65dB |
ダストビン容量 | 1.2L |
製品重量 | 2.5kg |
運転モード | 8000Pa / 15000Pa / 23000Pa |
同梱品について
詳しくは後述するけど、これが本体。
ハンドル下のバッテリーや、ゴミが溜まるダストカップはワンプッシュで簡単に取り外すことができ、この状態の重量は約1.58kg(内440gはバッテリー)。
掃除機の中では、比較的に軽い部類に入るとは思うけど、サイズボリュームが以外にあるので、棚上であったり、カーテンなど、持ち上げた状態での掃除を片手でするのは、女性では少し大変そう。
もちろん、片手を添えた状態であれば、何ら問題なく使用できると思います。
アタッチメントは、全3種が同梱されます。
左から隙間ノズル、2-in-1クリーニングブラシノズル、そしてメインのLED床用電動ブラシヘッド。
アルミ素材でできた、長さ約582mmの延長パイプ。
サイズ比較の為、iPhone 7と並べています
壁掛けアタッチメントとそれに関連する各パーツ、充電器、予備のフィルター、日本語対応の取扱説明書のここまでが『Vistefly VX』の同梱品となります。
本体の各部詳細について
掃除機の電源は、トリガー式のスイッチになっており、押している間ではなく、1回押せば電源をオンの状態にキープしてくれる。
ただ、電源ボタンを避けて、グリップ部分に人差し指を並べて握る余裕は、標準的な成人男性でも結構厳しい幅間なので、結局はトリガーを押した状態で使用することになると思います。
本体上部にあるのが、吸引力のモードを変更するボタン。
モードは全3種あり、電源を入れると「標準モード」から始まり、モード変更ボタンを押すことで、「標準モード」→「MAXモード」→「エコモード」と切り替わるようになっています。
前回のモードを記憶しておくような機能はなく、電源を入れる度に標準モードから開始されます。
各モードの詳細は以下の通り
モード | 連続運転時間 | Pa |
標準モード | 約30分 | 15000Pa |
MAXモード | 約15分 | 23000Pa |
エコモード | 約50分 | 8000Pa |
取り外し可能な、リチウムイオンバッテリーは、大容量の2200mAhとなっている。
現在、バッテリー単体の販売は多分なかったと思うんですが、連続使用したい人なんかはスペアがあると非常に重宝しそうですね。
電源(運転)を入れると、バッテリー残量を3段階で示すインジケータが常備点灯します。
ダストカップは、ワンプッシュでゴミ捨てができるようになっているんですが、真下ではなく、真横を向いているため、延長パイプを付けた状態や、高さがあまりないゴミ箱にゴミを捨てる際は、注意が必要。
ダストカップ自体を取り外すこともできるので、ひと手間増えてしまうけども、個人的にゴミ捨ての際は、上記画像のようにダストカップを外した状態で、ゴミを捨てるという使い方に落ち着いてる。
ダストカップ内のパーツは簡単に取り外しができ、それぞれを水洗いできるようになっていて、メンテナンスは非常にしやすい。
背面のフィルター(赤いケースの中)も同じく、パコッと引っ張りだして、取り外すことができます。
公式には、月1回は冷水でフィルターの洗浄をしましょうとのこと。
充電方法について
専用の壁掛けアタッチメントは付属されるんですが、充電ドックというわけではないので、壁掛けアタッチメントを使ったとしても、収納してから手動で充電コードを挿す必要があります。
壁掛けアタッチメントは、壁に穴を開けたりもしないといけないので、使用するかは結構悩みどころ。
バッテリーは着脱式ですし、外してしまえば場所を選ばず充電できるので、充電場所を決めてしまうというのもありだと思います。
各アタッチメントと延長ポールについて
長さ約582mm、重さ約243gの延長パイプは、メタリック塗装のアルミ製でできており、高級感はそれなりにある。
延長パイプの標準的な長さが分からないので、正直なんとも言えないんですが、170cm前後の僕も使用時は多少長いと感じたので、背の低い女性なんかは余計長く感じるかも。
長さ約260mm、重さ約47gの隙間ノズルは、狭い場所やサッシのサン、ソファの隙間、車内掃除の時に使える便利なノズルヘッド。
ワンプッシュで長さを伸縮できる重さ約105gの2-in-1クリーニングブラシノズルは、スナックの食べかすであったり、パソコンのキーボード、エアコンフィルター、カーテン掃除の時に使えるノズルヘッド。
そしてメインで使用すると思われる、重さ約604gのLED床用電動ブラシヘッド。
これが結構良くて、ヘッドの首振りの滑らかさも優秀ですし、LEDの点灯とブラシの自動回転が電源に連動するようになっていて、カーペットや暗い場所の掃除もしやすい。
ただ、LEDのオンオフ切り替えはできず、LED床用電動ブラシヘッドを使用中は、常に点灯している状態になる。
点灯に関しては、特に困ることもないんでいいんですが、LEDの寿命を考えると、オンオフ切り替えの機能はあると嬉しかったなぁと。
LED床用電動ブラシヘッドのブラシ部分も、簡単に取り外すことができ、『Vistefly VX』自体のメンテナンスは、どこを取っても非常にやりやすく使っていて好印象に感じた。
使用感について
延長パイプを使い、垂直に立てると全長が約1090mmの高さになり、背の低い女性は大きく感じるかもしれませんが、電動ブラシヘッドは前後左右滑らかに動いてくれるので、通常の床掃除は思っていた以上に快適に使える。
運転音は、それほどうるさくはないけど静かでもなく高めの音。
もちろん延長パイプなしでも使用できるので、階段掃除など場所に合わせて、使い分けもできます。
ゴミやホコリ、髪の毛など、小さいビス程度のゴミであれば、標準モードでも十分吸い込んでくれるパワフルな吸引力は嬉しい。
ゴミ捨ても簡単にできます。
壁掛けアタッチメントについて
壁掛けアタッチメントを使えば、本体と一緒にすべてのノズルヘッドもひとつの場所にまとめることができて良いとは思うんですが、壁に太いビスを2本打たないといけないため、賃貸住まいの人は普通に使えない。
どうしても使いたい場合は、2×4材をラブリコなどを使って1本壁に立ててしまって、そこにビス打ちで固定するという使い方が良いと思います。
壁掛けアタッチメントを使用せずに本体を壁に固定する方法
使用するのは、ダイソーなど100円ショップでも売ってる超強力な磁力のマグネット。
これを固定したい壁とバッテリーの底面にテープなどを使って貼り付ければ、浮かせたりはできませんが、倒れず立てておくくらいの固定はできました。
強力マグネットのサイズをできるだけ大きいモノを選ぶなり、マグネットの数を増やしたりすれば、より固定力を強めることもできると思います。
上記画像では、分かりやすいように目立つテープ色にしてますが、壁色に合わせてください
約1ヶ月使ってみた感想
モノ自体の作りもしっかりしていますし、ホコリやゴミの溜まりやすい掃除機自体のメンテナンスが何処をとってもし易く、使いやすくて扱いかいやすいというのが率直な感想になる。
普通に床掃除をする分には、標準モードでも十分な吸引力があり、運転時間や吸引力の問題も、個人的には申し分なく使えているので一人暮らしはもちろん、部屋数の多い家庭用にもおすすめ。
コード式のキャニスター型掃除機とは違い、掃除機をかけたいと思った時にサッと使えてサッとしまえるコードレス掃除機は、改めて便利だなと実感した。
品質も良く、何より安価な価格帯が魅力な『Vistefly VX』。
メーカー保証や対応もしっかりしているので気になる人はチェックしてみてください。
- 手を汚さずワンプッシュで簡単にゴミを捨てられる
- 運転モードは3段階から選べる
- ハンドル下にバッテリーがあり、重量は多少あるけどバランス良く持ちやすい
- タイプの違うノズルヘッドが付属され、掃除できる幅が広い
- 床用電動ブラシヘッドの動きも滑らかで左右への首振りやソファ下のような低い位置の掃除もしやすい
- モーターブラシ&LEDライトが自動点灯してくれるので、暗い場所の掃除がしやすい
- 各パーツが分解できてメンテナンスしやすい
- 必要十分な吸引力で自宅だけでなく、車内掃除などにも使える
- デザイン性も良くチープさは感じない
- バッテリー容量が大きく、長時間連続使用できる
- 使いたい時にサッと使えるので自然と掃除する頻度が上がる
- ゴミパックなしで使える
- 持ち手部分の構造的に電源ボタンの誤操作をしやすい
- 充電しながらの運転(掃除)はできない
- 運転中どのモードかが分からない
- 延長パイプが長め
- LED床用電動ブラシヘッドの常備点灯するLEDの寿命が気になる
- 自立式でもなく、壁掛けパーツはねじ式なので、賃貸なら2×4材などを用意する必要があり、収納場所は考える必要がある
- ワントーンモノなど、他にもカラバリがあると嬉しい