この記事はメーカーから製品サンプルの提供をいただき執筆しています

TORRAS Coolify ネッククーラー

下位モデルのTORRAS L3のときも結構凝った作りのパッケージと思っていましたが、『TORRAS Coolify』は、プラスチック製の専用ボックスが用意されるなど、まるで女性用の高級美容グッズを開封しているみたい。

製品を手に取るまでにワクワクや楽しさもあり、プレゼントとしても喜ばれそう。

同梱品について

『TORRAS Coolify』の同梱品は以下の通り。

  • 本体
  • USB-C to USB-Aケーブル
  • 専用ポーチ
  • 日本語対応の取扱説明書

製品の特徴と詳細について

『TORRAS Coolify』は、首掛け式のモバイル扇風機。

一般的なハンディタイプのモバイル扇風機とは違い、首にかけて使用するため、両手を塞がずに使えるのが特徴。

扇風機としての機能は、以前紹介したTORRAS L3と変わらないので、詳細については以下の記事をご覧ください。

重量約345gとTORRAS L3に比べて50gほど重くはなりますが、首にかけたときの体感的には、それほど違いは感じません。

カラーは、ブラックとホワイトの2色展開。

TORRAS L3がマットタイプだったのに対して、『TORRAS Coolify』は、つやつやの光沢タイプ。

個人的には、マットタイプのほうが好みではありましたが、高級感という面を考えると光沢ありのほうが高そうに見える。

ただし、指紋は付着しやすく目立ちやすい。

電源ボタンとLEDインジケータは右側にあり、ボタンを押すと「弱モード」→「中モード」→「強モード」→「オフ」と切り替わります。

電源が入っている状態で電源ボタンを長押しすることがで、冷却プレートのオン/オフ動作ができます。

残量確認のためのLEDインジケータはホワイト色の3段階式。

連続運転時間については、弱モードなら約8時間、中モードなら約6時間、強モードなら約3時間、冷却プレートも使った場合は2時間〜4時間となり、4000mAhの大容量バッテリーを内蔵しているおかげで、連続運転時間は長めです。

冷却プレートのスイッチングは、どのモードのときでも操作が可能

充電はUSB-Cタイプ。

急速充電に対応しているので、約2時間でフル充電ができます。

『TORRAS Coolify』最大の特徴でもある、冷却プレート。

正直、瞬間冷却などの文言は信じていませんでしたが、これが使ってビックリ。

冷却プレートの電源を入れて1秒前後で、プレートが一瞬でひんやりと冷たくなります。

どういった仕組みかは分かりませんが、半導体熱交換技術を採用しているとのことで、体感温度は、9〜12℃下がるよう。

上記はカラダ全体の温度ではなく、プレートが接触している部分の体感温度だと思います。

冷却プレートは、30分経つと自動的にオフになる仕様になっています。

使い始めのころは、この機能いるのか?とも思いましたが、30分使っているとプレートに接触している部分は冷たさに慣れてしまうので、体感温度のリセットも兼ねているのかと。

冷却プレートを使うとプレート背面が多少熱を持ちますが、給気口もしっかりとあり、直接肌へ熱が伝わることはありません。

オフになった直後にオンにすることもできます

冷却プレートの有無の他、大きく違う点は可動する部分。

TORRAS L3は、後ろの部分がシリコン製となり、グネグネとねじったりすることもできましたが、『TORRAS Coolify』は、こちらの関節部分のみが左右に開くだけで上下の動きはできません。

最大可動域はこんな感じになっています。

付属される専用収納ポーチは起毛感のある素材を使用し、バッグ内のモノとの干渉は防げそう。

冷却プレート以外に、TORRAS L3と『TORRAS Coolify』を使ってみた違いは、首にかけたときのホールド力。

下位モデルのTORRAS L3は、後ろの大半がシリコン素材になっているため、柔軟性が高くフィット感や肌触りなどは抜群によかったんですが、小さい力でもグネグネと曲がってしまい、ちょっとした動作で広がってしまったりズレてしまうということが多かったように感じます。

一方、『TORRAS Coolify』は、可動域が限定されていることに加え、ある程度硬さがあるおかげで、軽い動きなら十分耐えられるホールド力があり、日常的に使っていてズレてしまうようなことは、ほとんどなかったように感じます。

いまいちな点について

価格が高いという点はさておき、使っていて気になったのは、本体に付着する指紋汚れ。

確かに艶ありタイプの筐体は、高級感は増しますがメンテナンスが大変。

僕は主に、自宅での使用をメインに使っているので、それほどひと目を気にする心配はありませんでしたが、外出時の使用をメインに考えるとかなり気になってしまう。

せっかく高そうな見た目なのに、近くで見ると指紋だらけで汚いというのはあまりよろしくはないですよね。

まとめ

本記事では、『TORRAS Coolify』を紹介してきました。

ネッククーラーはあくまで、カラダ全体を冷やせるわけではなく、首あたりを冷やし、体温の上昇を抑えるモノなので、『TORRAS Coolify』を使ったからといって、背中や脇に汗をかかなくなるわけではないのでご注意を。

以前紹介したTORRAS L3も含め、家電量販店なんかに置いてあるネッククーラーと比べても、この両品の品質のよさや使用感はトップクラス。

冷却プレートは、ないよりも間違いなく付いている方が体感的な温度を下げれている実感はする。(体感的な温度を下げる)

ネッククーラーはあくまで、カラダ全体を冷やせるわけではなく、首あたりを冷やし、体温の上昇を抑えるモノなので、『TORRAS Coolify』を使ったからといって、背中や脇に汗をかかなくなるわけではないのでご注意を。

個人的には、風呂上がりのドライヤーとキッチン作業の際に使用するのが効果的で重宝しました。

上記程度の首や腕の動作なら、しっかりとホールド感もあり、ズレたりもせずに気持ちよく使えます。

両手の使えるネッククーラーは、以外にも季節を問わず重宝するガジェット。

価格はどうしても高く感じてしまいますが、冷却プレートの有無は結構大きい。

お金に余裕がある人や、セールなんかもたまにしているようなので、お得に購入できるタイミングがあれば使ってみるのもありだと思います。

下位モデルはこちら