この記事はメーカーから製品サンプルの提供をいただき執筆しています
Happy Plugs 完全ワイヤレスイヤホン AIR1
こちらが左右独立型のBluetoothワイヤレスイヤホン『Happy Plugs AIR1 』。
カラーは、ホワイト、ブラック、ゴールド、ピンクゴールドの全4色展開となっており、スタンダードなカラーに飽きた人には嬉しいラインナップになっています。
今回は、Happy Plugsの国内正規販売店でもある完実電気株式会社の方からお声を掛けてもらいご提供いただいたうえでレビューさせてもらいます。
同梱物のご紹介
同梱物は以下の通り
- イヤホン本体(LR)
- 充電ケース
- ラバースリーブ
- 日本語対応取扱説明書
- ステッカー
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.0 |
対応コーデック | SBC/AAC |
ドライバー口径 | 12mm |
音圧感度 | 95dB ± 3dB |
再生周波数帯域 | 20~20,000Hz |
インピーダンス | 16Ω |
イヤホン(バッテリー容量/重量) | 30mAh/3.75g |
充電ケース(バッテリー容量/重量/サイズ) | 400mAh/35g/51mm×63mm×20mm |
最長再生時間 | 14時間 |
待受時間 | 90時間 |
ツートンのコントラストが絶妙。洒落たインナーイヤー型イヤホン
ホワイトカラーの筐体は、ホワイトとシルバーの落ち着いたツートン仕様で、シルバー部分も含め塗装を施した樹脂製。
ホワイトとシルバー部分の質感が同じ為、高級感や所有欲といった面では少し劣るが、AirPodsのように艶もありチープさは感じない。
イヤホンは、汗や水に強い防滴設計になっており、急な雨やスポーツシーンでも気兼ねなく使える仕様になっている。
『AIR 1』は、インナーイヤー型のイヤホン。
インナーイヤー型とは、Appleの「AirPods」のように耳の穴に浅く装着するタイプのイヤホンで、カナル型が持つ装着感、遮音性、音漏れが少ないといった特徴とは違い、装着時の圧迫感が嫌いな人や、長時間装着するのが苦手な人、それなりに周囲の音も聴いておきたい人には、相性の良いイヤホン形状となっています。
デメリットは、耳との相性が合わないと安定しずらいことや、音漏れがしやすいことなどが上がるのだけれど、この2点については緩和してくれるアイテムの付属があるので非常にありがたい。
詳しくは後ほどご説明します。
片方約3.75gと軽量で質感も良い為、付け心地は良好。
フル充電状態であれば約3.5時間の連続再生ができる。
音量調整、曲送り/戻し、通話 、SiriやGoogle Assistantの呼び出しなど計14種類ある操作は、左右のタッチコントロールセンサーへタップや長押しで行います。
上記写真では確認しずらいが、LEDインジケータの上あたりがセンサー部分になり、始めは装着位置の微調整などをする際に誤操作してしまうことも度々あったが、数日も使えば誤操作も殆どなくなり操作性は良く感じてきます。
「薄くて」「軽くて」「小さい」抜群の携帯性を誇る専用充電ケース
充電ケースは、約51mm×63mm×20mmのサイズ感に約35gほどの重量で、とにかく薄くて軽くて小さく持ち運びがしやすい。
内蔵されるバッテリー容量は約400mAhと決して大容量ではないけど、それでも繰り返し使えば約14時間の音楽再生ができるのだから、まさに普段使いに丁度良いイヤホンと言える。
また充電ケースは、マットな質感で少し滑りやすく、ホワイトの場合特にとは思うが汚れが付きやすく見立ちやすいのだけれど、角丸フォルムで可愛く余計な装飾もなし、デザインがシンプルで手触りも良いのでとても気に入っている。
ケースの充電は、残念ながらUSB-CタイプではなくmicroUSBタイプのケーブルを使って充電をします。
ケースの充電中は、microUSBポート横のLEDインジケータが赤に点灯し、充電が完了すると消灯するようになっています。
ケースの充電時間は約2時間ほどで完了する。
便利機能の一つとして、イヤホンを約15分間ケースへしまえば、約45分間使用できるクイックチャージ機能が搭載されているのは嬉しい。
ちなみに、イヤホンのフル充電に掛かる時間は約1時間となっています。
イヤホンを収納した際、マグネットで固定されるので、多少開き方が雑になっても落下させる心配はないかと。
iPhoneとペアリングする方法
左右のイヤホンをケースから取り出すと、自動で電源が入り左右のイヤホンが接続され、その後ペアリング状態に変わります。
iPhoneの「設定」→「Bluetooth」を開き少し待つと、その他のデバイス欄に「Air 1 by Happy Plugs」と表示されるのでタップして右の表記が接続済みに変われば、ペアリングは完了です。
この接続では、LRのイヤホンを両方使いステレオとして使うか、R側のみを使ったモノラル使用が可能となっています。
L側も単体でモノラルの使用がしたい場合は、LRのイヤホンをケースへしまい、一度接続が切れた状態で、L側のみを取り出します。
少し待っても自動でペアリングモードにならない場合は、約4秒タッチセンサーを長押しで一度電源をオフにしたら、ペアリングと音声が流れるまで電源が入ってもタッチセンサーを長押しし続けます。
後は、iPhoneの設定を開き、上記と同じ方法でペアリングを完了させれば、以降はケースへ閉まってもどちらを使おうが自動ペアリングがされるようになります。
より安定した装着感を求めるなら付属のラバースリーブを使うといい
『AIR 1』には、ハウジングの上へ被せるラバースリーブが1セット付属される。
装着したものの耳に合わない時や、もう少し遮音性を高めたい、音漏れを軽減させたいという場合には一度ラバースリーブを試して見ると良い。
ラバースリーブを付けることで、より装着時の安定感が増す為、運動をよくする人にもおすすめ。
また、ラバースリーブを付けた状態で充電ケースへしまえるのは、地味にチェックしておきたい大切なポイントだと思います。
約2週間ほど使ってみて思うこと
Happy Plugsの『AIR 1』を約2週間ほど使って見た感想ですが、充電ケースのサイズが小さく何より薄型という点がパンツのポケットへも余裕で収納できて、これまで以上にイヤホンの持ち運びがしやすくなった印象。
イヤホンの装着感も個人的にフィットしてくていて、ランニング程度の動きならラバースリーブを付けなくても問題ない。
ラバースリーブを付けることで、遮音性や音質の向上は見受けれるのだけれど、どうしてもラバー分サイズが一回り大きくなり僕の耳では圧迫感を感じてしまうので使っていない。
音質は、高音域が少し物足りなさを感じるものの、中低音はダイナミックでどっしりしていて全体的にバランスの取れた音になっている。
音量もしっかり出るので、概ね音質については満足しています。
動画やゲームの視聴については、接続デバイスによっても変わる可能性があると思うので一概に問題ないとは言えないけど、僕が試した「iPhone 7」や「MacBook Pro 2017」であれば、音ズレも許容範囲で気にして見ると気持ちズレてるかな?レベルです。(ワイヤレス系では普通レベル)
操作感については、物理ボタンとは違い、タッチ後の反応はワンテンポ遅れてコマンドが実行されているような印象で、もう少しレスポンスが早いとより操作性は良くなると思った。
連続再生時間が約3.5時間と短く、仕事中常に使うような使い方には向かないが、屋内外問わず接続も安定していて、普段使い用として通勤、通学、ジム、スポーツなどのシーンであったり動画やゲームをする際に使用するには申し分ない完全ワイヤレスイヤホンだと思います。
インナーイヤー型でデザインも良く、安価で良品をお探しの人は『AIR 1』是非チェックしてみてください。
- スウェーデンブランドだけあってデザインがお洒落で可愛い
- カラーバリエーションが4色と豊富
- ケースが軽量・薄型なので持ち運びしやすい
- 中低音がパワフル
- ラバースリーブを付けたまま充電できる
- 完全ワイヤレスイヤホンの中ではミドルクラスの価格帯で購入しやすい
- 連続再生時間が約3.5時間で短い(ケースを使えば最大約14時間)
- カラーによるかもしれないがマットな質感のケースなため、汚れが付きやすい
- microUSBではなくUSB-Cケーブルで充電できるとよかった