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  1. デザインに惚れて即購入を決意した『TASCAM TM-2X』
    1. 『TASCAM TM-2X』のスペック
  2. Canon EOS 70Dに装着
  3. ノイズアイソレーションアームを使う

最近、僕が所有する一眼レフカメラ「キャノン EOS 70D」 のレンズを買った。狙い通りコンパクトなレンズになったおかげでカメラを持って外出するのが苦でなくなり使用頻度も増え、カメラライフがとても楽しくなってきた。

以前お伝えしたとおり、僕は「カメラ50:ビデオ50」くらいの割合でビデオ撮影としても使うんですが「70D」の内蔵マイクの音質と言えば、お世辞にも良いとは言えないレベル…。せっかく大切な思い出を残すなら音質もできるかぎり、高音質で残したい。

そこで新しいモデルでもなく新鮮味もあまりないが、一眼レフ用の外付けマイク『TASCAM TM-2X』を購入したのだ。

早速レビューしよう!

 

関連記事:【レビュー】Canonのパンケーキレンズ『EF-S 24mm F2.8 STM』を今さら購入したけどなにか? 

 

デザインに惚れて即購入を決意した『TASCAM TM-2X』

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今回購入したのは、TASCAMの『TM-2X』というモデル。

プラグインパワーなのでマイク用に電池を用意する必要もなく、カメラのアクセサリーシューに装着しケーブルをマイク入力端子に接続するだけで、高音質で指向性もある音声収録が可能なX-Y方式のステレオコンデンサーマイク。

『TASCAM TM-2X』のスペック

  • サイズ:57mm(幅)×59mm(高さ)×69mm(奥行き)
  • ケーブル長さ:33cm
  • 重量:75g
  • 電源:プラグインパワー方式
  • プラグ:3.5mmステレオミニプラグ
  • マイク指向性:単一指向性
  • 周波数帯域:50〜20.000Hz
  • 最大入力レベル:120dB SPL
  • 出力インピーダンス:1.6kΩ
  • S/N比:74dB Typ
  • マイク感度切替:SENS H=-37dB L=-52dB

 

 

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内容物は、マイク本体、ファーウィンドウスクリーン、ノイズアイソレーションアーム、保証書、日本語対応の取扱説明書となる。

付属の「ノイズアイソレーションアーム」も購入理由のひとつ。これについては、後ほどご説明します。

 

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ジャーン!これが『TASCAM TM-2X』。

 

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マイクユニットは前方の音を集中的に収音する単一指向性のコンデンサーマイクユニットを2基、X-Y方式で配置。

X-Y方式はステレオ録音方式の一種で、中央の音が弱くなってしまう中抜け現象を抑えた収音が可能であり、特定の対象物を撮影する動画撮影において有効性の高い収音方式です。

 

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マイクユニットは上下180度に可動するバリアングル機構を採用し、撮影対象にあわせてマイクの向きを変えることが可能。

 

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本体はプラスチック素材で重量は約75gととても軽い。個人的には持ち運びにも適しており軽量であるのは嬉しい仕様。しかしその一方でレビューにもある通り、1万円を超える商品と考えればチープさも感じる。

 

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マイク側面には、空調機や風の音、振動などのノイズ低減させる、ローカットフィルターの切り替えスイッチ。

 

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反対には、マイクレベル(high/low)の切り替えスイッチ。

 

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写真の通りコードホルダーは2周巻きできて背面だけでなく前面にも付いてます。これはケーブルをスッキリさせるためだけではなく、ケーブルに触れた時のノイズ低減の役目もあります。

 

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振動吸収やAF駆動音を低減させる機構も本体にはしっかりとあります。

 

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本体一体型の3.5mmステレオミニプラグ。これをカメラのマイク入力端子に接続するだけで使える気軽さが良い。

 

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カメラのアクセサリーシューへ取り付けする他に三脚に直接取り付けできるネジ穴もある。

 

Canon EOS 70Dに装着

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 「Canon EOS 70D」のアクセサリーシューへ取り付けしたのがこちら。

 

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正面から。

 

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横から。

 

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ケーブルは2周巻きで丁度な感じです。

 

ノイズアイソレーションアームを使う

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この外部マイク購入理由のひとつでもあるノイズアイソレーションアームは、物理的にカメラとマイクの距離を離して、オートフォーカスや手ブレ補正時に発生する音の低減に使うもの。

使用法は、手前をカメラのアクセサリーシューへ、先端部にマイクを取り付ける。

 

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装着しているレンズが短いので、見た目は少し不格好に…

 

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正面から。

 

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横から。

 

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デジタル一眼レフカメラでの動画撮影には必要不可欠なカメラアクセサリである外付けマイク。今回は、『TASCAM TM-2X』をご紹介しましたがいかがでしたか。

音質はブログでお伝えするのが難しいので、YouTubeで『TASCAM TM-2X』と調べるといくつか出てくると思うのでそちらをご覧になってみください。

僕が『TASCAM TM-2X』を買ってよかったと思う一番のポイントは、とにかくマイク本体には電源ボタンもなく、ケーブルをカメラと繋げるだけのシンプルさと面倒なセッティング(録音レベルの調整はした方がいい)の必要もなく簡単に使えるってこと。また、軽量コンパクトで気軽に持ち運びしやすいってのもオススメポイント。

音質は、カメラの内蔵マイクに比べると格段に良くなってるし、AF駆動音もマシになった。まだ室内でカメラを三脚固定した撮影のみで野外での撮影はしておらず、レビューを見るかぎり風切り音やノイズなども良く拾うようですが撮影がとても楽しみ。カメラライフが楽しくなってきたぞ!

初めての外部マイクに、内蔵マイクの音質向上目的にはピッタリだと思います。

気になる人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

TASCAM:https://tascam.jp/jp/product/tm-2x/top