TOPIC
  1. ファイル名を変更する為の下準備
  2. 「スクリーンショット」の部分を好きな文字列に変更する方法
    1. 「スクリーンショット」部分の文字列を変える
    2. 「スクリーンショット」部分の文字列を消して日付のみにする
  3. 「日付・時間」部分を消す方法

誰もが思っているであろうMacでスクリーンショットを撮った時の無駄に長いファイル名。

デフォルトのままだと「スクリーンショット 2015-05-25 19.44.33」のようになっていると思います。

今回は、このデフォルトで付けられる「スクリーンショット」の部分と「 2015-05-25 19.44.33」の部分を変更する手順をご紹介します。

 

ファイル名を変更する為の下準備

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「Launchpad」→「ユーティリティ」→「ターミナル」でターミナルを開く。

フォルダからの場合は、「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ターミナル.app」でターミナルを開く。

これで準備は、完了です。
コマンドの打ち間違えにだけ気を付けて早速、作業に入りましょう。

 

「スクリーンショット」の部分を好きな文字列に変更する方法

「スクリーンショット」部分の文字列を変える

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たとえば「ss 2015-05-25 19.44.33.png」のようにスクリーンショットであることを判別しやすいようにスクリーンショットの頭文字を表示させることでファイル名は短くなりスッキリします。

今回の変更例は、「ss」にしていますが「name」の後のダブルクォーテーションの中の文字列を好きな文字列にすることで「スクリーンショット」部分が変更されます。

 

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最初にターミナルを開くとこんな状態。

 

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以下のコマンドを打ち込みましょう。
(上記で説明しましたがname後の「””」の中を好きな文字列にしてください。)

defaults write com.apple.screencapture name "ss"

 

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コマンドの入力が済んだら「enter / return」を押す。
これで作業は終了。お疲れさまでした。

 

初期状態に戻す場合

defaults write com.apple.screencapture name "スクリーンショット"

 

「スクリーンショット」部分の文字列を消して日付のみにする

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次は「 2015-05-25 19.44.33.png」のようにスクリーンショットの文字列を無くして日付と時間のみに変更する方法です。

 

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最初にターミナルを開くとこんな状態。

 

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以下のコマンドを打ち込みましょう。

defaults write com.apple.screencapture name ""

 

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コマンドの入力が済んだら「enter / return」を押す。
これで作業は終了。お疲れさまでした。 

 

初期状態に戻す場合

defaults write com.apple.screencapture name "スクリーンショット"

 

「日付・時間」部分を消す方法

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次は「ss .png」のように日付・時間の部分を消して好きな文字列のみを表示させる方法です。この時、複数スクリーンショットを撮った場合、「ss .png」、「ss 2.png」、「ss 3.png」…のように文字列の後に数字が付いていきます。

 

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最初にターミナルを開くとこんな状態。

 

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以下のコマンドを打ち込みましょう。
(こちらも同じく、name後の「””」の中を好きな文字列にしてください。)

defaults write com.apple.screencapture name "ss"
defaults write com.apple.screencapture include-date -bool false

 

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コマンドの入力が済んだら「enter / return」を押す。
これで作業は終了。お疲れさまでした。 

 

初期状態に戻す場合

defaults write com.apple.screencapture name "スクリーンショット"
defaults delete com.apple.screencapture include-date

 

これでスクリーンショットを撮った時の長いファイル名がスッキリできたと思います。悩んでいた方は、この機会に是非、変更してみては、いかがでしょうか。